アンをめぐる人々
Further Chronicles of Avonlea
作品リスト(15編)
シンシア叔母さんのペルシャ猫 | 2カ月間家を留守にする事になったシンシア叔母さんから預かったペルシャ猫ファーティマがいなくなった。スーとイズメイはあわててドクターマックに助けを乞う。 |
偶然の一致 | シャーロット=ホームズは今まで一度も恋人を持ったことがなかったが、悔し紛れについ嘘の過去のロマンスを皆に話してしまう。ある日、作り話通りの人物が現れて皆大騒ぎになる。 |
父の娘 | イザベラは19年前自分が止めるのもきかず船乗りに戻った夫、デイビット=スペンサーを決して許さず娘のレイチェルにも会わせなかった。 |
ジェーンの母性愛 | ミス・ロゼッタ=エリスは妹シャーロットが自分に黙って結婚したことに腹をたて、以来10年間2人は絶交状態のままだったが、亡くなったいとこジェーンの、6カ月の赤ちゃんを巡り再び争いを始める。 |
夢の子供 | デイビットとジョセフィン夫婦の赤ちゃんが2才になる前に病死する。半狂乱になり、夜ごと外にさまよい出る妻にデイビットは身も心も疲れはてるが、ある夜・・・。 |
失敗した男 | モンロー家の兄弟達はただ1人をのぞき、皆巨万の富や名誉を得るまでに成功していた。イザベル叔母さんはこの甥や姪達を誇りにしていたが、長兄ロバートのことだけは、失敗者で一族の恥だと言いはなつ。 |
ヘスターの幽霊 | マーガレット=メレディスは家柄の違いからヒュー=プレアとの結婚を、姉のヘスターから反対されていた。ヘスターは亡くなる直前、妹に自分の死後もヒューと結婚しないと誓わせる。 |
茶色の手帳 | 老いたミス・エミリー=リースは「私」とダイアナを気にいっているようだったが、「私」とダイアナはミス・エミリーのことを好きではなかった。ミス・エミリーが亡くなり「私」は小さなトランクを形見として受け取る。「私」とはいうまでもなくアン本人のこと。 |
セーラの行く道 | セーラ=アンドリュウスは周囲の期待を裏切りライジ=バクスターのプロポーズを断ってしまう。ある日、ライジ・ピーター兄弟が事業に失敗し、人々は手のひらを返したようにライジを悪く言うが・・・。 |
ひとり息子 | サイラ=カリューは息子チェスターを溺愛し、チェスターが可愛がっている犬にさえ嫉妬する程だった。チェスターに恋人が出来たことを知ったサイラは、無理矢理彼らを別れさせる。 |
ベティの教育 | 愛するセーラ=カリーが、親友ジャック=チャーチルと結婚した。ステファン=ダグラスは楓屋敷を閉じ、10年間外国で過ごすことで心の傷を癒していた。ジャックが急死して1年後帰郷したステファンは、彼らの娘ベティの親代わりを申し出る。 |
没我の精神 | ナオミ=ホランドは娘ユーニスにクリストファーを頼む、といいのこしてこの世を去る。ユーニスは弟クリストファーに献身的に尽くすが、クリストファーは自分の結婚を期に姉を家から追い出す。 |
デイビット=ベルの悩み | 村中の人々はすでにほとんどの人が教会の集会で自分の罪を証言していた。デイビット=ベルは長老でありながら、いまだに証言にたたなかっため、家族の者たちは肩身の狭い思いをしていた。 |
珍しくもない男 | フィリパの恋人オーエン=ブレアは4年前、フランスで死んでしまう。フィリパは愛してもいない男マーク=フォスターと無理矢理結婚させられる。結婚式の当日、フィリパの家のドアをたたく者がいた。 | 平原の美女タニス | タニスはカナダの北西部に住む混血の少女だった。外見はヨーロッパの人々と変わらなかったが、内面は平原の種族の血を受け継いでた。 |