「アンの夢の家」を読んでいて疑問に思っていたことなんですが、ジム船長
は、消えてしまったマーガレットという女性と結婚していたのでしょうか？ジ
ム船長が、アンとギルバートに学校の先生の花嫁がやって来るときの話をして
いたとき“目の見えないマーガレット・ボイドまでが甘い香りのする草でかご
を編んだ”と言ってました。ボイドというのは、ジム船長のラストネームです
よね？一応本ではあくまでも『昔の恋人』という設定だったと思うのです
が･･。それとも、この目の見えないマーガレットという女性と、ジム船長の昔
の恋人は全くの別人ですか？
ご存知の方などがいれば、ぜひ、ぜひ教えて下さい！！
ちなみに、私が読んだ本の訳者は掛川恭子さ

> この目の見えないマーガレットという女性と、ジム船長の昔
> の恋人は全くの別人ですか？

全くの別人です。今，手元にないので，掛川さんの訳がどのようになってい
るのか確認できませんが，原文ではこうなっています。

まず，目の不自由なマーガレットについては，Chapter 7 The 
Schoolmaster's Brideにおいて，このように記述されています。

"Even blind old Aunt Margaret Boyd wove a little basket for her out 
of the sweet-scented sand-hill grass. The schoolmaster's wife used 
it for years to keep her handkerchiefs in."

つまり，目の不自由な年老いたマーガレット・ボイドは，ジム船長の叔母
（伯母？）さんです。

つぎに，「消えてしまったマーガレット」については，Chapter 20 Lost 
Margaretにおいて詳しく書かれていますが，ジム船長が「消えてしまったマ
ーガレット」のことを語り始める前に，アンがこういってます。

"I am glad you have told me about her," said Anne. "I have often 
wondered why you had lived all your life alone."

「彼女のことについて私に話してくれるなんて嬉しいわ」とアンがいった。
「私は，なぜあなたがずっと独身でいらっしゃったのか不思議に思ってた
の」（拙訳）

追伸 蜜柑 さん

「ときどき（often）」が抜けてました(^^ゞ

追追伸 蜜柑 さん

「なんども（often）」かな？

RE:消えてしまったマーガレット reira さん

ご丁寧な説明、ありがとうございます！
別人だとは思ってたのですが、まさか・・と思いまして。叔母さんと同じ名前
だなんて偶然ですよね･･。やっぱり原文を読んだら解消できる疑問はたくさん
ありますね☆私はまだ子供なので原文はちょっと読めないのですが･･･
いつか絶っっ対に読みます！